精神病棟の一部休止について(お知らせ)
お知らせ
精神医療においては、国の「入院医療から地域生活中心へ」という精神保健医療福祉施策の基本的な方向のもとに、入院患者の地域生活への移行支援に関する様々な取り組みが行われるなど、病院運営を取り巻く環境が変化してきています。
当院においても訪問看護の推進など、積極的に地域移行の支援に取り組んでおり、入院患者数も年々減少し、平成28年度(8月末累計)の一日平均入院患者数は、病床数225床に対して154人、病床利用率は68.4%となっています。
また、併せて、常勤医師の減少等医師確保が困難な状況にあることなど、今後も入院患者の増加は見込めないことから、限られた医療資源を効率的かつ効果的に活用していくため、現在の精神病棟の病床数及び病棟機能の見直しを行い、平成29年1月1日から、1病棟(58床)の運用を休止することとしましたので、お知らせします。